軽貨物の運送業者として働いている時、配達途中に依頼された荷物に破損が発生すればそれは軽貨物の運送業者側の責任となります。ですので、軽貨物での運送途中に破損がないよう、積み下ろしまで細心の注意を払って行うことが大切です。特に近年は軽貨物の運送中にできた箱のへこみやちょっとした破れなどといった箱の中身に問題がない場合でも依頼者から受け取りを拒否されたり、クレームに繋がったりといった事態となることが珍しくありません。法律上は外箱も商品として認識される場合責任は荷主側にあるといった解釈がされています。しかし実際はこういった場合外箱も含めて商品といわれてしまえば、外装の破損に関する責任は事業者側が負うことが通例となっています。またクレームは自身の軽貨物の運送業者としての信頼を下げることにも繋がりますので特に気を遣うようにしましょう。それでも軽貨物の運送による外装破損を防ぐのは困難です。そのため、軽貨物の求人や軽貨物の依頼を仲介するマッチングサービスにて運送の仕事を行う場合は外装の破損による賠償責任がどういった形となっているかを確認しておくようにしましょう。個人の軽貨物の運送業者の場合は、事前に予想されるリスクに備えた保険などへ加入をしておくことが大事です。